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綿引勝美の平田弘史先生回想記(Vol.24)

平田弘史の「士魂」伝説を編集中!! 平田弘史先生の応援隊の一人として書かせて頂いていたが、それも今回が最終回となる。平田先生の作品を懐かしく思い出すとともに、平田先生の作品の素晴らしさを改めて感じ、ブログでまとめさせて頂く機会を得て幸いなことだった。2017年弥生美術館での展示を楽しみにしながら筆をおこう。 最終回にひとつ宣伝をさせて頂く。2017年2月9日平田先生は80歳になられるが、それを記念して平田先生の...

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綿引勝美の平田弘史先生回想記(Vol.23)

平田弘史の描くギャグ調作品!! 平田弘史の珍しい作品を紹介しよう。日の丸文庫の「まんが39(サンキュー)」(昭和38〈1963〉年8月号。例のごとく発行年の記載はないが、扉絵に「昭和三十八年」と平田自身が描き入れている)に発表した『がんばれ田吾作物語 その1 田吾作剣法』がそれだ。 平田弘史には珍しいギャグ調のキャラクター、山田村の田吾作が主人公。父の仇を討ちたいと剣術修行のために道場に入門する。しかし、田吾作...

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綿引勝美の平田弘史先生回想記(Vol.22)

2作ある!? 『太刀持右馬之介』 昭和30年代後半、斜陽化する貸本業界に抗するためか、日の丸文庫はB5判の雑誌タイプの「まんが39(サンキュー)」を創刊させている(昭和38〈1963〉年)。雑誌といっても寄稿する作画家は、編集も担当する水島新司に、当時新進気鋭として期待されていた山本まさはる、さらに重鎮として起用された平田弘史の3人だった。無論、国鉄(現・JR)の首都特別扱承認雑誌のナンバー表示もない。恐らくは貸本...

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綿引勝美の平田弘史先生回想記(Vol.21)

平田弘史の異色作『臆病者』を読む! 平田弘史の昭和35(1960)年の作品に『臆病者』(「魔像31」)がある。血にまみれた129の首が夢に現れ、19晩も眠ることが出来ず、ついには突然死する山名甚八の苦悩が描かれる。 甚八は19歳の折、黒田家先代主君が催した試胆会で試験官を刺殺してしまう。恐怖からの刺殺と、家中の武士たちから臆病者と軽蔑される甚八を庇った幼馴染みの井口兵助。兵助は家中の人気者。彼を嫉妬した甚八は朱...

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綿引勝美の平田弘史先生回想記(Vol.20)

『剣聖永久に去らず』 昭和34(1959)年、デビューから2年目の平田弘史の作品に『剣聖永久(とわ)に去らず』がある。「魔像別冊 実録武芸帳」(日の丸文庫)に描き下ろした60ページの読み切りである。 剣聖といえば、剣のみでなく人的にも優れた剣豪ということになる。平田は「遠くは上泉信綱、近くは男谷信友の二人に誰しもが指を屈する」として、『剣聖永久に去らず』で上泉信綱の生涯を描いている。ちなみに、男谷信友につ...

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