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綿引勝美の平田弘史先生回想記(Vol.3)

『藤堂一家 西部へ行く』 『黒船往来 大いなる勝負』(2009年。小池書院)に同時収録したのが、扉下に「幕末武士洋行想録」と認められた『藤堂一家 西部へ行く』だ。1962年に「魔像別冊 魔像書き下し選集1」(日の丸文庫)で刊行された作品の復刻である(巻末に1961.3 be comp1eted H.hirataの書き込みがある)。 徳川幕府は、キリスト教禁止、対外貿易の利益独占を計って鎖国をして、日本人の海外渡航を厳しく禁じた。1854...

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グラフィックデザイナー・小川竜 「平田 弘史 先生への想い」 Vol.3

 Respectの心を抱いている相手を虐める事を「弄るという。」感性に富む輩は弄りを笑って聞き流す。しかし此れが通用しない連中がいる。科学者は弄りを真面に受ける気質を備えている。例えば九九の暗唱は81で終わり。感性では49876×98245を計算しようとしたら(昔のcomputerの無かった時代)大変なので仕事や勉強以外にはやろうとしない。 しかし、科学者は違う。如何にしたら1回の思考でこれが計算出来るかを真剣に考えてしまう...

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松本品子の弥生美術館「平田弘史展」準備日誌(VOL.3)

 平田弘史先生が、来年ちょうど80歳! しかも2月9日がお誕生日! しかも画業60年目に入る年!というトリプルショックを受けた私は、美術館内での企画会議で「平田弘史展」を通す準備のため、早速松永氏に面会し、作戦を練りました。 そして、館内での度重なる企画会議を突破して開催決定に至ったのが、2月中旬のことでありました。嗚呼! ついに、いよいよ、あの平田弘史先生の展覧会が……本当に当館で……!! メラメラと闘志が...

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綿引勝美の平田弘史先生回想記(Vol.2)

平田劇画で語る日本史 平田弘史の時代劇画で、日本の歴史が語れないだろうか。そんなコンセプトでまとめたのが2009年に刊行した『黒船往来 大いなる勝負』(小池書院)。1962年「魔像」(日の丸文庫)49号に発表されたものの復刻だ。薩英戦争の遠因となる生麦事件で、英人を殺傷した有村武次郎とその竹馬の友・海野喜兵衛の大いなる勝負が描かれる。攘夷と開国、日本の将来を賭けた大勝負だったが……。 帯で「平田弘史が描く幕末...

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グラフィックデザイナー・小川竜 「平田 弘史 先生への想い」 Vol.2

 一時の感動の享受より興奮し続けたい。やろうと思い、それを成し遂げた後の陶酔を達成感と言う。しかしそれは、一時のものであり時間と供に消え去っていく。 登山家がMt. Everest の頂上を目指し命をかける事は、その最高峰の感動を得るがための試練であろう。それを認めつつ、こうも考えてしまう。jet aeroplane に乗り、窓から富士山を探しても雲間に見え隠れするただの山であり、Artificial satelliteから見下ろす地球は宇宙...

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松本品子の弥生美術館「平田弘史展」準備日誌(VOL.2)

 平田展担当の松本です。「平田弘史展」準備日誌2回目です。来年の展覧会開催まで、展示や画集の進捗状況を報告させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。さて……前回の続き。ラピュータの松永氏より届いた『平田弘史時代劇画選画集 武士』の復刊新装版をみて釘付けになった私は、早速あることを調べました。それは、平田先生の年齢とお誕生日と画業年数です。もちろん、展覧会開催の可能性を探るため。展覧会開...

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綿引勝美の平田弘史先生回想記(Vol.1)

 平田弘史の劇画との初めての接近遭遇といえば、多くの人と同じく日の丸文庫の「魔像」だった。住んでいる町の二軒の貸本屋、さらに隣町、その隣町と、四、五軒の貸本屋を梯子していた私。その頃の貸本屋の客はブルーカラー。小学生だった私は場違いな存在だったろう。何故と問われれば、月遅れの月刊漫画誌を手に入れたかったからだ。毎月「少年」は買ってもらっていたが、「冒険王」、「漫画王」、「少年画報」など、欲しい雑誌...

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グラフィックデザイナー・小川竜 「平田弘史先生への想い」Vol.1

 先生の作品に向き合い取り付かれた日々は50 余年に及ぶ。積み上げられた想いは決して崩れる事の無い強固な石垣そのもの。 画集Mononofu の威厳に満ちた表紙を震える手で摩り、息を止めpage を捲る。冒頭にある先生のお言葉「我流から始めて60 年、未だ我が画力、完成の域に達せず。」の一文に目頭をおさえMononofu を強く胸に抱きしめる。 ゆっくりと息を吐き出し天を仰ぐ。叫びだしたくなるような衝動を飲み込むと思わずむせ...

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松本品子の弥生美術館「平田弘史展」準備日誌(VOL.1)

 初めまして。弥生美術館・学芸員の松本と申します。弊館HPの「今後の展覧会」欄で既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、来年1月3日(火)より弥生美術館にて「平田弘史展」を開催することになりました(「平田弘史展」は仮称で、正式な展覧会タイトルは後日発表予定です)。本展担当学芸員の松本が、これから毎週1回、定期的に展示や画集の進捗状況を報告させていただきますので、どうぞよろしくお付き合いくださいま...

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