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グラフィックデザイナー・小川竜「平田 弘史 先生への想い」Vol.06

 平田先生信奉者の私としては画集「武士」は大変有り難い本です。この一冊が年老いた私の体内の活力を若返らせてくれます。50年以上の間、先生を「劇画作家」の最高峰だと信じて疑わなかったことに間違いはありませんでした。
 先生の作品を見るにつけ、「創作の仕事」とは、このように丁寧に時間をかけ、その足跡を無言で示すこと。ミケランジェロの彫像を彷彿させる、騎馬に股がる信長。ペン画でここまで描くことの出来る先生を「尊敬」と「羨望」せずにはいられません。
 私は先生の作品に彩色することに疑問を持つ者です。あまりの線の美しさに、彩色の必要性を感じないのです。最高彩度の墨で最高明度の純白に近い原紙にペンを突き刺しながら丹念に描き上げた画像に彩色は不要。そう感じているのは、私だけでしょうか? それでも彩色した作品も有りとお考えの向きには、たとえば「上級武士」はレンブラント、「下級武士」はラファエロの絵画をイメージしてもらえませんか。
 頭の中で先生の作品と重ねて想像してみてください。
 これなら、彩色も有りですね。
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