FC2ブログ

記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グラフィックデザイナー・小川竜「平田 弘史 先生への想い」Vol.10

 今回は平田先生作品に対しての私の鑑賞態度をご披露したいと思います。
 はじめに目をつぶり「表紙」を撫でます。これは、作品を読ませて頂ける「先生お疲れさまでした。」の意味を込めた感謝の儀式です。
 次に「目次」、あらすじ、登場人物と辿っていきます。変化を察知した場合はcheckを入れます。
 ほとんどの場合、この段階で先生の意思を感じることはありません。想定内のことなので次ぎに訪れる胸躍る瞬間を味わうためには、「むしろこれで良いか」と自身に納得させます。息を殺し「ドロボーが何かを盗むような気分」でページを捲ります。
 目を細めて扉の圧倒的な描写を堪能し、いよいよ本題へと向います。あっ、その前に必ずここで一服(cigarette)を入れます。興奮しているからです。目の前に広がる珠玉のコマ画像の数々。押さえつけることの出来ない感動を幾度も覚え、先生の制作風景をreal timeに頭に描きます。  
 さぞかし描写に時間をかけたであろうと想われるコマをじっくりと眺めます。そうすることで先生の描画における苦心の箇所をあぶり出していきます。
 特に印象に残った描写に出会うと先生の他の作品と見比べて勉強します。物語は終わっても、先生の制作に対しての止むことのない執念に再度敬服し、「敬礼」の儀式を行います。セリフによってつぶされた絵の箇所を惜しみ、見せ場を解っているような顔で「これですよ。これですよ」などと呟きながら囲っていきます。
 最後に「ありがとうございました」とお礼の儀式を致します。
 しばしの間、何はともなく想いを巡らして「やるぞー」と叫んでやっと我に返ります。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。