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綿引勝美の平田弘史先生回想記(Vol.1)

 平田弘史の劇画との初めての接近遭遇といえば、多くの人と同じく日の丸文庫の「魔像」だった。住んでいる町の二軒の貸本屋、さらに隣町、その隣町と、四、五軒の貸本屋を梯子していた私。その頃の貸本屋の客はブルーカラー。小学生だった私は場違いな存在だったろう。何故と問われれば、月遅れの月刊漫画誌を手に入れたかったからだ。毎月「少年」は買ってもらっていたが、「冒険王」、「漫画王」、「少年画報」など、欲しい雑誌は無数にあった。

 そんな貸本屋通いの中で見つけたのが、「影」の兄弟誌の「魔像」というわけだ。その第5集に掲載されていたのが、平田弘史の処女作『愛憎必殺剣』だった。正直なところをいうと、その頃は平田の先輩だという宮地正弘のファンで、忍者装束は柿渋色だったなどの説明にうならされていた。そんな中での平田劇画との出会い。“愛憎”って何? とすっかり大人になった気分で読み進め、以降「魔像」の新刊を探す日々が続く。そして、多くの人に読み継がれボロボロになった「魔像」の入手に明け暮れた。

hira_mazou
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